今までの生活はずっと以前にくらべて大変便利な世の中になりました。清潔で、おいしいものにあふれ、汚れはすぐに落とせ、洗濯物はすごく白くきれいになります。
しかし、その洗濯の汚れた水や石鹸水は川へそのまま放流してしまっていました。
今でこそ、新築の家では合併浄化槽と言って、すべての生活排水を一度浄化して川へ流すようにしていますが、その水はとても飲めるものではありません。
石鹸水で体を洗う人はいても、飲む人はいません。川の魚たちはそんな汚れた川で生活しているのです。
何も「魚がかわいそう」とだけ言っている訳ではありません。汚れた川の水は海へ流れます。その汚れた水で育った魚を食べるのは私たちですし、川や海で遊ぶのも私たちです。
つまり川を汚さないようにするのは自分たち人間のためでもあるのです。20世紀は人間のわがままな欲求を満たすがままに満たし、裕福になったと喜んでいました。しかしその裕福さは環境という大事なものを奪うものでした。21世紀は環境という最も大事なものに注目し、便利できれいで環境にも良い生活をしていかねばなりません。
その手段のひとつが下水道の利用なのです。
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